
長嶋茂雄さん
長嶋茂雄さんがお亡くなりになりました。
心からお悔やみ申し上げます。
長嶋茂雄さんという存在は日本人にとってまさに「太陽」のような人だったと思います。
私は長嶋さんの現役時代は知らないのですがそれでも圧倒的なエネルギー、存在感の強さどこにいても人々を明るく照らし、元気を与えてくれる、太陽なような存在であったという実感はあります。
ただどんなところにも光と影があるようにご家庭の中ではいろいろおありだったようです。
以前一茂さんを占いで見たことがあるのですが非常に重い相が多く心配になったことがあります。(実は今でも心配しています)
実際うつ病などで苦しまれたそうでああいった華やかな方の子供というのはそれだけでも大変なんだろうと思います。
太陽というのは近づきすぎると焼けてしまうものです。
あまりに強い光は、やさしさでもあり、同時に苦しさにもなり得る。
ご家族、とくに息子さんである一茂さんは、その強烈な光のそばで生きるという、ある意味特別な環境にいたのだと思います。
父という巨大な存在の陰で、自分という輪郭を見つけることが難しかったのかもしれません。
もし別の職業を選んでいたら、もっと楽だったのでは…と考えることもあります。
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持ち分
でもこれは長嶋家に限らず、私たち誰にでも言えることです。
人にはそれぞれ「持ち分」があるのです。
他人がまぶしく見えても自分には自分の道があります。
光は目立ちます。人は光に憧れ、近づきたくなります。
でも、光に吸い寄せられるばかりではなく、その熱やリスクを知ることも大切です。
特にお子さんがいらっしゃる方、今は厳しい時代ですのでどうしても安定や資格職等をすすめがちですが何よりもその子供さんにあっているか、心が伸び伸びと生きていけるのかを基準にしていただきたいと思います。
人間関係においても何かと華やかで目立つ太陽にあこがれがちですが、太陽のそばにいて焼けてしまうこともあれば、適度な距離でその恩恵を受けることもできます。
そのバランスは今後ますます重要になってくると感じます。
改めて長嶋さんのご冥福をお祈りするとともに一茂さんのご健康をお祈りいたします。
読んでいただいてありがとうございました。