容疑者逮捕

26年間未解決だった事件の容疑者が逮捕されて大きなニュースとなっています。
11月1日にNHK未解決事件でこの事件のことが取り上げられる前日の逮捕というのも何か因縁深いものを感じます。
犯人が被害者の方のご主人の高校時代の同級生ということも驚きでした。
まだまだ動機などわからないことが多い事件ですが、運命とか運ということを考えている私には心が揺さぶられる事件です。
いくら高校時代に好きな人だったとしてもずっとかかわりがなかった方の奥さんを40代になって襲うとはどういうことだったのか。
この容疑者自身も結婚して子供がいて働きながら生活を送っていたのです。
自分自身の生活も当時と全く違う環境で外から見れば普通に前進している生活を送っていたわけです。
でも容疑者の心はどうだったのでしょうか。
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漂い
私たちは運気の話をするときに流れに乗るという言葉を使います。
この流れというのは外的なことを表しているのではありません。
この容疑者は結婚、子供、仕事と外的には順調に流れに乗っているように見えます。
ただ心は高校時代に好きだった人のところで漂っていた。
内的には流れに乗らず過去の一地点で止まっていたのです。
これが容疑者が取り返しのつかない行動をしてしまった、流れに乗れなかった一つの原因であると思います。
運気の話をするときにはとにかく行動だと外的な動きを強調されます。
ただいくら動いていても心が過去に漂っていては絶対に運命の流れに乗れません。
反省することは大事です。
しかしあの時こうしていればという後悔で埋め尽くすことは心を過去の時点に漂わせ流れに乗ることができないばかりか運気やすべてのことを停滞させます。
容疑者の心が過去にとどまらずその時点での現在を見ていればこのような不幸な事件は起きなかったかもしれません。
そんなことを考えながらこのニュースを見ています。
被害者の方のご冥福をお祈りするとともにご遺族の方に心の平安がおとずれますように。
読んで頂いてありがとうございました。