スピリチュアル開運通信

スピリチュアルを超えて 幸せになるための開運通信

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本当にあった怖い話 (実話)

 

 

裏切りの始まり

ある地方の旧家の話です。
この家は代々地元で事業を営み土地や不動産を多く持ち、資産も潤沢。

経営も安定しており、「名家」と呼ばれるにふさわしい立場でした。

 

そこには二人の兄弟がいました。
長男と体の弱い次男。
幼い頃から母親はことあるごとにこう口にしていました。

「お前が弟を守ってやってね。私がいなくなっても後は頼むよ」

母親にとってはこの弟のことが本当に気がかりだったのです。

 

 

やがて長男は家業を継ぎ経営の手腕を発揮しはじめます。
しかしその矢先に母親が突然、心臓発作で急逝したのです。

葬儀の後遺産の整理が行われました。
母の遺言にはこう記されていたそうです。

「長男には家業を、次男には土地と現金を。二人とも平等に」

しかし長男はそれを無視しました。
手続きを一切取り仕切り、次男の取り分をほとんど奪い取ったのです。

「どうせ弟には稼ぐ力もない。家族として俺の会社で働かせるのが一番だろう」

そう言って弟を自分の会社に入れ、役職もつけずほとんどバイトのような待遇でこき使いました。
給料はわずか。生活費にすら足りない月もありました。

 

弟は何も言いませんでした。体が弱くほかで働くという自信がなかったのかもしれません。
だが彼の心はすでに擦り切れていたのです。

通帳に取りつかれた男

 

時が経つにつれ、長男の性格は変わっていきました。
金の動きに異常なまでに敏感になり、通帳と印鑑を肌身離さず持ち歩くようになったのです。

「息子の嫁の実家が俺の金を狙っている。絶対に気を許すな」

そう言って嫁に財布も預けず、家の金の使い道にも口を出す。
社員の使う備品の単価まで監視するほど、疑り深くなっていました。

彼はもはや、金を“守る”ことに命を懸けていたのです。

 

割れた墓と弟の死

 

ある日、母の命日に墓参りをした長男は驚きました。
墓石が――真っ二つに縦に割れていたのです。

地震もない。天災もない。
石材業者も「こんな割れ方は見たことがない」と首をかしげた。

周囲の者は囁きました。

「これは…母親の怒りじゃないか?」
「約束を破った長男に、ついに来たんだ…」

しかし長男は、何も聞こえないふりをしました。

それから間もなく弟が突然倒れました。
もともと体が弱かった弟には兄の与えた仕事は辛すぎました。

遺された妻と子は厳しい生活だったそうです。

 

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静かに何かが忍び寄る

長男はその後も長く生きました。
金への執着はさらに悪化し、晩年には自宅の金庫の前で寝るようになっていました。

そして病院のベッドの上で通帳を胸に抱き締めたまま息を引き取りました。

通帳を握り締めたその手はなぜか“焼けたように黒ずんでいた”と、看護師が言っていたそうです。

会社に現れた何か

 

会社は息子が継ぎました。
だが不穏な噂が立ちはじめます。

「深夜、事務所の窓を誰かが覗いていた」
「工場で黒い影が機械の隙間を這っていくのを見た」
誰もいないはずの階段を泥まみれの男が上がっていくのを見た人や、エレベーターの壁にゆがんだ顔を見た人もいました。

ひとりまたひとりと社員が辞めていきました。
機械の誤作動、不可解な事故が続き、数か月で会社は傾きました。

 

息子夫婦は資産を売り払い借金を背負い、最後は家も手放しました。
今では、かつての“名家”の面影など一片も残っていません。

今は小さなアパートで静かに暮らしているそうです。

 

長男にはもう一人娘がいました。
旧家の娘ということで良縁があり、医師と結婚。
相手の男は若くして病院を持ち当初は順風満帆でした。

しかしその医師は浪費家で設備投資もせず、医学の勉強も怠っていたため数年で患者が激減。
評判も落ち、生活は困窮。
そして病に倒れ長男の娘は看病と厳しい生活に追われる日々となったのです。

 

あれだけあくどいことをしてお金を残しても二人の子供はどちらともお金に苦しむこととなったのです。

 

人の恨みは死んでも終わりません。
特に“裏切った報い”はその人自身にではなく、
“残された者たち”に何倍にもなって降りかかるのです。

深い恨みは血を伝い家を潰し、名を穢しそして最後には「何も残さない」のです。

(実話です。)

 

読んで頂いてありがとうございました。

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